青春18きっぷシーズンは終わってしまいましたが、大学生はまだ春休みです。
そこで、片道きっぷを有効に使って、前回の三重に引き続き、東海・関西エリアへ遠征しました。
旅行日:2011年9月17〜20日
まだ空が朝日に焼ける頃、自宅を出ます。
写真情報:2011/09/17 横浜市
今回の旅に使う片道切符。
この切符で4日間楽しみます。
写真情報:2011/09/17 石川町駅
横浜駅から横浜線へ乗り継ぎ、八王子まで。
八王子からは、臨時の特急あずさ71号に乗ります。
青春18きっぷと異なり、必要ならば優等列車に乗れることが
長距離片道切符の最大の利点です。
写真情報:2011/09/17 八王子駅
あずさ71号、この日はマリ32編成。
「あずさ色のあずさ」ですが、幕張車なので
「あずさ」幕が入っていないことが残念です。
写真情報:2011/09/17 八王子駅
途中の下諏訪駅で、対向の特急あずさ号の待ち合わせ。
中央東線では珍しい単線区間です。
写真情報:2011/09/17 下諏訪駅
しばらく停車するようなので、
上りホームへ行き編成写真を撮影。
写真情報:2011/09/17 下諏訪駅
"AZUSA"のロゴマークこそないものの、
中央線での「特急あずさ」らしい1コマ。
写真情報:2011/09/17 下諏訪駅
さて、あずさ号の乗車を満喫。
列車は終点の松本に到着しました。
車内・・・なのですが、
簡易リクライニングシートは仕方がないものとしても、
特急運用で座席カバーがない列車は初めてです。
写真情報:2011/09/17 松本駅
松本駅と183系あずさ色。
こんな感じの斜め撮り、現在試行錯誤中です。
写真情報:2011/09/17 松本駅
列車は幕を「回送」に変え、
入れ換えの準備を行います。
写真情報:2011/09/17 松本駅
有りし日の松本駅・・・
に見えるかな。
ちなみに私は、現役時代は「あさま」方面の
ユーザーでしたので183系「あずさ」は乗車経験が無いです。
写真情報:2011/09/17 松本駅
普通列車が到着
水色同士の並びが似合います。
写真情報:2011/09/17 松本駅
さて、ここから折り返し中央西線へ。
普通列車が数がとても少ない区間です。
写真情報:2011/09/17 松本駅
松本駅には非常に多くの115系が。
写真情報:2011/09/17 松本駅
その中で、ステンレス製の車両が0番線に。
写真情報:2011/09/17 松本駅
車内は転換クロスシート。
ボックスシートの115系に慣れると、
これも新鮮に感じます。
写真情報:2011/09/17 松本駅
乗った車両の車番です。
数字が「1」と「3」しか無いからなんかシンプル。
写真情報:2011/09/17 松本駅
松本駅で買った岩魚すし。
「旅」って感じですねー。
写真情報:2011/09/17 313系車内
普通列車は後続の「しなの」通過待ちです。
奈良井宿のある「奈良井駅」にて停車します。
駅は観光地のような雰囲気で、多くの人が降りました。
写真情報:2011/09/17 奈良井駅
「奈良井宿」で休憩する313系
写真情報:2011/09/17 奈良井駅
そのまま普通列車で中央西線を中津川方面へ向かい、
途中の「南木曽(なぎそ)」駅で下車します。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅
南木曽駅のホームからは
何やら趣深い橋が見えますが、
こちらは後で訪ねてみることにしましょう。
写真情報:2011/09/10 南木曽駅
乗っていた列車の後続で貨物列車が到着。
国鉄色+更新色の重連です。
EF64-0番台は完全に中央線貨物からは撤退し、
現在ではEF64-1000番台が主力です。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅
貨物列車は南木曽駅でしばらく停まります。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
長野行の特急しなのがトンネルから
飛び出してきました。南木曽には停まりません。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
その後、名古屋行の特急しなのの通過を待ち、
貨物列車は南木曽駅を後にします。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
さて、この道から撮影していたのですが、
草の中に何かが埋もれています。
これはおそらく駅のホームです。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
振り返ってみると、「SL公園」との文字が。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
線路から離れて先に進むと・・・
SLが保存されていました。
ノーチェックでしたので、驚きます。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
林の中に佇むD51-351。
まさに文明の遺産って感じです。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
SLを十分見学した後、
駅・SLがある高台から離れ木曽川へ向かいます。
しかしあのSL、本当にしみじみする雰囲気・・・。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
南木曽の町中を歩きます。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
南木曽駅に一度戻ってきました。
タクシーも駅前に常駐しており、
時刻表から見ても南木曽はローカル区間の終点です。
逆に言うと、先ほど乗車してきた
南木曽〜塩尻はローカル区間です。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅
では先ほどの、
「何やら趣深い橋」
の方へ歩いて行ってみましょう。
写真情報:2011/09/17 南木曽駅付近
南木曽駅から歩いて10分もかからない内に到着。
この橋は「桃介橋」といいます。
「電力王」と呼ばれた福沢桃介が建設、
近代化遺産として重要文化財に指定されています。
写真情報:2011/09/17 桃介橋
桃介橋から階段が伸び、木曽川に降りることが可能です。
写真情報:2011/09/17 桃介橋
対岸まで渡ると、そこには
「桃介橋」の名前を記す大理石。
写真情報:2011/09/17 桃介橋
対岸から、南木曽駅の方面を望みます。
真ん中の橋脚から右に伸びているのが、
河川敷へ降りるための階段です。
写真情報:2011/09/17 桃介橋
さて、このアングルを見た経験がある方は
いらっしゃるでしょうか。
実はここ、信州DC(デスティネーションキャンペーン)の
「2010年春用ポスター」に採用された場所です。
ポスターに一目惚れし、いつか来てみたい!と思っていました。
天気は曇り時々雨ですが、その願いが叶いました。


(ポスターの方の写真はスゴイです)
写真情報:2011/09/17 桃介橋
SL・桃介橋と楽しみ、南木曽に2時間以上滞在しましたが、
時間も迫ってきましたので、普通列車中津川行に乗車。
先ほど天気は「曇り時々雨」と書きましたが、
おかげで車内から虹を見ることができました!
写真情報:2011/09/17 313系車内
そして、これは一つ疑問なのですが・・・。
中央線の車窓から木曽川が何度か見えるのですが、
先ほど訪問した「桃介橋」にそっくりな橋が
いくつか見られました。
線路の奥に橋が見えると思いますが、これもその一つです。
正直かなり気になります。
写真情報:2011/09/17 313系車内
電車は終点の中津川駅に到着。
今回はボックスシートの313系でした。
写真情報:2011/09/17 中津川駅
中津川駅の留置線にトレイン117が。
駅のポスターによると、この後名古屋方面へ向かうよう。
候補としていた武並〜恵那で撮影することにします。
写真情報:2011/09/17 中津川駅
トレイン117の側面です。
切り抜きのナンバーが国鉄型らしいです。
写真情報:2011/09/17 中津川駅
乗車する列車は・・・211系。
しばらくはロングシートになりそう。
写真情報:2011/09/17 中津川駅
と思ったら、名古屋方に313系を連結していました。
この線区では313系+211系(311系)の編成が基本のようです。
写真情報:2011/09/17 中津川駅
転換クロスシートで快適に移動し武並駅に到着。
駅舎はリニューアルされたのか、新しいです。
写真情報:2011/09/17 武並駅
見事な青空と、眼下に広がるそば畑。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
まるでトトロに出てきそうな橋を渡ります。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
そして撮影地に到着。駅から徒歩15分くらいです。
夕陽を受けて走る313系「セントラルライナー」。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
反対側から貨物列車が。
こちらも国鉄色が先頭の重連でした。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
雲行きが怪しくなり、雨が強く降ってきました。
そんな中、313系は力強く走ります。
こちらも力強く傘を握ります。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
383系特急「しなの」の通過時には晴れました。
天気が変わると、様々な写真が撮れていいですね。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
中津川方面へ向かい、山を登る313系。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
そして太陽と相性がいい特急しなの。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
セントラルライナーも車体を輝かせて走ります。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
本命のトレイン117が通過。
普通列車が長いからか、ここでは4両が短く感じます。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
その後もしばらく普通列車を撮影。
1本だけ311系を連結している列車がありました。
写真情報:2011/09/17 武並〜恵那間
撮影後は歩いて武並駅へ戻ります。
そこから313系セントラルライナーに乗車。
中津川〜多治見は整理券が不要なので、
乗車券のみで利用することができます。
写真情報:2011/09/17 武並駅
セントラルライナーの車内。
車両は普通・快速列車の313系と同一のため、
「銭トラレルライナー」との呼び方もあり
世間の評価はあまり高くないようですが、
ドアと座席の仕切りもあったりと差別化が図られています。
個人的には、+310円なら乗り得な車両だと思います。
写真情報:2011/09/17 セントラルライナー車内
また、往来の313系では車端部も転換クロスですが、
セントラルライナーではセミコンパートメントです。
遮光をカーテンにしていることもあって、
373系のそれと居心地はほとんど変わりません。
写真情報:2011/09/17 セントラルライナー車内
座席の色が変わった・・・わけではありません。
ライナーを散々持ち上げたのですが、途中の多治見から
始発の快速列車に乗れるため乗り換えました(笑
もちろん、接続が無ければ
セントラルライナーに乗車し続けたはず。
そしてやはり一般の編成は「通勤色」が強いです。
写真情報:2011/09/17 多治見駅
しかしセントラルライナーに劣るとはいえ、
この転換クロスシートのレベルは
かなり高いものと言えます。
写真情報:2011/09/17 多治見駅
もう外は真っ暗です。
快速列車は出発を待ちます。
写真情報:2011/09/17 多治見駅
快速列車ですので、時間もかからず名古屋に到着。
写真は駅前ですが、さすが名古屋!
かなり立派な街です。
写真情報:2011/09/17 名古屋駅前
名古屋といえば、手羽先、みそかつ、ひつまぶし・・・
など色々ありますが、本日の夕食は「きしめん」です。
地下街のお店で頂きます。
今までの遠征は地方都市が中心だったので、
遠征先での地下街は初めてかもしれません。
写真情報:2011/09/17 名古屋駅地下街
さて本日の宿ですが、名古屋駅周辺のホテルは
3連休のため予約でいっぱいでした。
そのため、新幹線で一駅先、
岐阜羽島駅のホテルへと向かいます。
写真情報:2011/09/17 岐阜羽島駅
岐阜羽島駅の正面。ちなみにこの駅は、
東海道線の「岐阜」駅と並行区間として扱われるため、
当駅での途中下車の後、岐阜駅からの再入場が可能です。
また名古屋→岐阜羽島の自由席特急券は840円でした。
本日の移動はここまでです。
写真情報:2011/09/17 岐阜羽島駅前
2日目へ続く
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