数多くの秘境駅を持つ飯田線。 鉄道好きなら、一度は乗っておきたい飯田線に、 休みを使って行ってきました。 |
◎中編◎
小和田駅周辺散歩 |
小和田駅の改札口です。 入り口には、「花嫁号」と書かれたヘッドマークと、 「いらっしゃいませ」の文字が。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
「花嫁号」のヘッドマークの拡大です。 小和田駅は、雅子皇太子妃さま(2013年現在)の旧姓が 「小和田」であったことから、平成5年頃に 恋愛成就の駅として脚光を浴びました。 当駅で結婚式を挙げるカップルもいた程でした。 ヘッドマークはそんな時代の名残というわけです。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
駅舎内には、結婚式を挙げた方の写真が 今もずっと飾られています。。。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
もちろん、駅周辺の地図もありますが、 周りに何も無さ過ぎて、地名のみ書いてあります。 また、地図は派手な三色に塗り分けられていますが、 黄色=愛知県、赤=静岡県、水色=長野県と、 それぞれ県境が近い三県を表しています。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
駅のホームにも、三県の方向を示す看板があります。 小和田駅自体は静岡県浜松市ですが、 次の「中井侍」駅は長野県下伊那郡天龍村にあります。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
駅舎の中には、「高瀬橋」が通行できない旨の掲示が。 この「高瀬橋」は完全に崩落しているようで、 その様子は廃線・廃道探訪の方々のHPに譲ることとします。。。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
一通り駅舎を見たところで、お昼にしましょう。 豊橋で有名な「いなり寿司弁当」が、本日のお昼です。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
昼食を食べてゆっくりしていると、 ホームを特急「伊那路」が通過。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
では、いよいよ駅から出ましょう。 駅前はこんな感じ。 商店が無いどころか、車が通れる道すらありません。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
すぐに「小和田ブーム」の遺産があります。 「愛」と書かれた椅子、 当時はここに誰かが座ると、センサーが反応して 音楽が流れる仕掛けだったようです。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
椅子を過ぎ、駅前の廃屋(製茶工場跡らしいです)を過ぎると、 道はすぐにこんな感じの細い道になります。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
ところで、今までの写真を見ていて、 「静かそうだな」と思った方もいらっしゃると思いますが、 実際は天竜川で工事をやっており、 常に重機の動く音が聞こえています。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
重機の音が響く一方で、 道端には食虫植物のようなものが生えています。 この草、この一本だけじゃなくて群生していました。 |
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2013/05/13 小和田駅付近 | |
ふと頭上に目をやると、小和田駅に通じる 飯田線の橋梁が見えました。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
さらに山道を進み、駅最寄の民家である"Mさん宅"を 過ぎると、道が突如として金網になります。 落石も見られます。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
そして、その金網を通っていくと、 薄暗い山の中に、赤い吊り橋が出現します。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
金網なので、下の川までシースルー。 しかもなかなかに揺れるので、 結構怖いです。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
森の中に静かに佇む吊り橋。 この先を行くと、駅から徒歩1時間の 「塩沢集落」に抜けられるようです。 しかし、今回は飯田線完乗が目的のため、 時間の都合もありここで引き返します。 崩落した高瀬橋見学も含めて、再訪したい思いです。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
元来た道を戻っていきましょう。 吊り橋の後なので、先ほどの金網道も 歩きやすく感じます。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
時折林の切れ目から、天竜川が姿を見せます。 こうして見ると、とても長閑な散歩道です。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
しかしのどかな雰囲気と同時に、こんなものも。 オート三輪の廃車体です。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
電車まで少し時間があるので、枝道に入ってみました。 神社まで徒歩5分、との看板があったのですが、 道はすでに無くなっていて、どの方向に進むのか分かりません。 結局、すぐに引き返すことになりました。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅付近 | |
2時間ほどの滞在でしたが、まさにあっという間でした。 小和田駅を13時19分に出る普通列車に乗るため、 この秘境駅を後にします。 誰もいなくなった待合室が、少し寂し気。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
時間通りに、313系電車がやってきました。 この秘境駅にも1分の狂いも無く到着する、 こうした正確さが鉄道の持つインフラ的な強さですね。 さて、名残惜しいですが、小和田駅を出発しましょう。 |
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写真情報:2013/05/13 小和田駅 | |
後編へ続く | |
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